認知症が世界を変える

認知症の傍に四半世紀。日々医療の現場で認知症に思う、私の現在・過去・未来。

新月の宣言

2019年3月7日。魚座新月にこのブログを書くことを決めた。

 

日々、認知症を疑われる方、認知症と診断される方とばかり向き合ってきた。

ここ数年は特にそれでしかご飯を食べてない。

医療の現場、介護の現場、日常の生活の場所。

色々な場所で出会う「認知症」には、未だ多くの発見や学びがある。

そこにあるのは人間の営みの性(サガ)であり、症状という名の人体の環境への反応。

それらに触れ、何かを学ぶたび、私は、私の中にある価値観や信念という名の思い込み、言葉にできなかった過去の様々な自分のかけらに気づく。

同時に『医学』の使い道を考える。

 

そんな毎日の、「認知症」をきっかけとする私の中の学びや気づきを記録したい。

認知症は「私の」世界を変えてゆく。